会長挨拶

2023-2024年度 会長挨拶 高坂 有良

本年度クラブスローガン

「ワクワク枠を乗り越えよう! 」

我々の生活やロータリー活動を一変させた未曽有のコロナが5類になりました。おかげさまで今年度は最初からコロナ禍前の状況でスタートできそうです。当たり前のことに改めて心から感謝して、個性豊かな素敵なメンバーとともに、喜びに満ち溢れたワクワクした年度にしてまいります。我々の小さなワクワクが、やがて「世界に希望を生み出す」ことにつながると信じて疑いません。

愛宕RCは親クラブを持たない稀有なクラブとして10年前に産声を上げました。親クラブを持たないため右も左もわからず、創立以来その運営には大変な苦労を重ねてまいりました。しかし、親クラブがないぶん縛りもなく、のびのびと独自の活動を活発に行ってきました。それは、歴代の個性豊かな会長の強いリーダーシップと、行動力に長けたメンバーの抜群のチームワークによるものです。おかげさまで10年間を走り抜けることができ、今年の4月には創立10周年記念祝賀会を盛大に行うことができました。これもひとえにたくさんの方々のご支援のたまものであると、この場を借りて改めて御礼を申し上げる次第です。

さて、10年間がむしゃらに走り続けてまいりましたが、20年目に向けて新たな1年を踏み出すにあたり、振り返ってみると、入会以来ほとんどロータリーのことを知らずに来たことに気づきました。そこでさらなる成長を目指すためにも、10周年を機に今年度はあえてロータリーの基本に立ち返ることにしました。「行動しなければ意味がありません」。メンバーが一丸となってワクワクしながら枠を乗り越えて行動してまいります。

思考や行動の枠を作るのは自分であり、思考や行動の枠を広げるには多様性に富んだ交わりが有効です。そして何よりも、先入観や経験則を捨てて、枠の外に興味を持つことにより、ワクワクする新たな価値観の創出をメンバーに課すことがクラブスローガンです。具体的には、今までやったことがないことや苦手なこと、絶対にやらないこと、特に想像もつかないことなど、枠の外にあるものにメンバーと一緒に挑戦します。

このような思いを次のように具現化して、素敵なメンバーと一緒にロータリー活動を楽しんでまいります。

・基本方針:愛宕RCでロータリー活動を楽しむこと

・一番大切なこと:親睦(委員会、プロジェクト)

・一番大切なもの:例会(メンバー)

・大目標:ロータリーの基本に立返る

・中目標:委員会の独立と活性化および理事会との連携

・小目標:会員数45名、平均出席率70%、100%例会の実現

・優先すべき3つのこと:健康・家族・仕事

・意識すべき3つのこと:Diversity, Equity, Inclusion

・五つのテスト:1.真実かどうか  2.みんなに公平か  3.好意と友情を深めるか

4.みんなのためになるかどうか  「5.ワクワクするか」