2025‐2026年度 会長挨拶
東京愛宕ロータリークラブ 会長 島津 秀隆
本年度クラブスローガン
~「一人一人が主役になろう!」~
今、世界は混迷を極めています。世界各地で紛争や戦争が起こり、地震などの大規模災害も頻発し、急激な経済的変化も社会の大きな問題となっています。
このような世の中において我々ロータリアン一人一人が出来ることとは何でしょうか?
ロータリーインターナショナルのホームページを覗くとこのような文章があります。「切迫した問題が山積みとなっているこの世界で、私たちは単なる傍観者ではなく、自ら行動する責任がある」
それぞれに問題と感じる事柄は違いますが、大事なのはその問題に直面した時に一人一人が傍観者とならないことなのだと思います。
振り返ってみると、これまでに愛宕で長く続いている事業に愛宕創業支援塾、ハワイプロジェクト、ラフダイヤがあります。それぞれに問題意識を持ったメンバーが道なき道を切り開き、前例がない中、手探りで事業を作り上げてきました。まさに自ら行動し作り上げてきた事業であると言えます。
今年度のDG地区補助金事業もこれまでの愛宕の事業と同じく、自前で行う手探りの事業です。事業名は「愛宕ソーシャルエクスチェンジプログラム」といいます。端的に言うと日本とインドの学生同士がお互いの国について相互理解の場を深める事業です。 この事業をやりたかった理由を少し説明しますと、まずは異なる国の人たちが互いに文化的な背景を受け入れ交流することで国際感覚を身に付ける。そこからもう一歩進み「仲良くなる」「好きになる」までを実現させることで国家が起こす戦争を市民レベルで起こりにくくすることが隠れた大きなテーマです。
民間の宇宙開発企業が自前のロケットを飛ばし、AIが瞬時に目の前の言語を通訳してくれる世の中になっても、いまだに人々は隣りの人と仲良くできない。この問題について一度、取り組んでみたかったというのがその理由です。
困難を伴う事業ではありますがインドに精通した愛宕DGチームで協力し合い、少しでも世の中のためになる、いい事業にしていきたいと思っています。
最後に今年度、愛宕のスローガンについて触れさせてください。
今年度のスローガンは
「一人一人が主役になろう!」です。
25-26年度、皆さん一人一人がワクワクし活躍できる。そんな1年となるよう期待しています。
より良い愛宕ロータリークラブを作るため全力で皆さまのため貢献していきたいと思います。
1年間ご協力よろしくお願いします。