ドイツ交流事業報告(2013/10/17)

ドイツ交流事業報告

去る平成25年9月22日から26日までの旅程で実施された、我が東京愛宕ロータリークラブ初の国際交流事業についてご報告します。事業の実施地が欧州にも関わらず現地集合・現地解散ということに少々驚きを感じつつ(笑)、尾関会長、石渡副会長、親睦活動・ニコニコ委員会塩沢委員長と共に、計4人で参加しました。

具体的にはドイツの2つのロータリークラブへの訪問・バナー交換・ディスカッションで親交を深めてまいりました。

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最初に訪問したのは南ドイツに位置し人口140万人、ドイツ第三の都市ミュンヘンの「Rotary Club München-Land」です。ここの例会場は通常Ayingの醸造所らしいのですが、訪問した時が世界最大のビールの祭典「オクトーバー・フェスト」期間中であるため、今回はフェスト会場内が例会場となっていました。

ビールを飲みながらのメイクアップとなり、朗らかな雰囲気で気さくに多くのロータリアンと情報交換ができました。会話は英語で行いましたが、個人的にはドイツ人の英語は聞きやすく理解がすすみました。

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また、次に訪問したのは、ミュンヘンから南西に約200キロ、スイス・オーストリアとの国境にあるボーデン湖を臨む人口5.8万のフリードリッヒスハーフェンと、ホップ生産で有名な人口1.8万のテトナンにまたがるロータリークラブ「Rotary Club Friedrichshafen-Tettnang」です。

ひと通り世間話をした後に、Ursula Zeller会長から直接ロータリーの意義、本年度のビジョンなどを伺いました。彼女のクラブでは現在は就学をリタイアしてしまった生徒たちの再教育に事業として力を入れられているとのことで、日本のニート問題と合わせて議論が弾み、我々の社会的意義を考える機会になりました。

今回、国際交流事業に参加して感じたことは、同じロータリアン仲間であるという意識がコミュニケーションの障壁を低くするということです。高い志を持ち、行動する者同士の絆を意識せずにはいられませんでした。今後も積極的に国際交流事業に参加して行こうと思います。

研修・規定委員会 委員長 川井崇禎